【日本S】堀川未来夢が首位タイに浮上 念願の初Vは“近未来の夢”に


9番ティーショットを放つ堀川未来夢

9番ティーショットを放つ堀川未来夢

 ◆報知新聞社主催男子プロゴルフツアー今季最終戦日本シリーズJTカップ第3日(1日、東京よみうりCC=7023ヤード、パー70)

 6打差8位から出た堀川未来夢(みくむ、25)=Wave Energy=が1イーグル、3バーディー、1ボギーの66で回り、通算6アンダーとして首位タイに急浮上した。11月のダンロップフェニックスでは1打差2位の惜敗。念願の初優勝は“近未来”に迫っている。大会史上13人目の初出場初Vを目指す。

 Y・E・ヤン(46)=NOW ON=と黄重坤(26)=フリー=の韓国勢も首位タイ。首位スタートのヤン(46)は2バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの72と2つスコアを落としたが、首位タイにとどまった。5打差の6位から出た黄は5バーディー、2ボギーの67で回り、トップをとらえた。2打差の4位は韓国の李尚熹(26)=フリー=。

 4打差2位から出た賞金ランク首位の今平周吾(26)=フリー=は2バーディー、3ボギーの71で回り、通算3アンダーで3打差5位。今平を逆転するためには優勝が絶対条件の南アフリカのショーン・ノリス(36)=JOYX=はトップと9打差の23位にとどまっているため、今平は賞金王をほぼ手中にしている。

 同じく4打差2位からスタートした選手会長の石川遼(27)=カシオ=はバーディーなしの1ボギーの71で3打差5位。ぎりぎりで優勝争いにとどまった。

 初出場の出水田大二郎(25)=TOSS=らも5位。首位から3打差以内に10人がひしめく混戦のまま最終日を迎える。

 前年覇者の宮里優作(38)=フリー=は3バーディー、3ボギーの70とスコアを伸ばせず、8位から11位に後退。独特のスイングで注目度急上昇中の韓国の崔虎星(45)=韓国=は19位。

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