男子ゴルフの昨年の日本ツアー賞金王・今平周吾(26)=フリー=が今季海外メジャー初戦のマスターズ(4月11~14日、米ジョージア州オーガスタナショナルGC)に特別招待選手として初出場することが8日、同大会を主催するオーガスタナショナルGCから発表された。
同GCのフレッド・リドリーチェアマンは、リリースで「ボビー・ジョーンズとクリフォード・ロバーツは、グローバルなスポーツイベントとしてマスターズを創設した。国際的な選手への特別招待を注意深く検討した結果」との談話を発表した。さらに「過去12か月で、印象的な記録を残した今平周吾を招待することでこの伝統を継続できることをうれしく思う」などとコメント。リリースには、今平が昨季の日本ツアーで14度のトップ10入りし、10月のブリヂストンオープンで通算2勝目を飾ったことなども紹介された。
第83回大会となる今年の大会では日本人では松山英樹、小平智、アマチュアの金谷拓実に続く4人目の出場決定で、計80人目の出場選手となった。日本ツアーの賞金王が同大会に招待されてきた慣例もあり、過去には片山晋呉や石川遼らも特別招待で出場していた。世界ランク53位の今平は、2019年初戦となる米男子ツアーのソニー・オープン(10日開幕・米ハワイ州ワイアラエCC)に出場する。