◆米男子プロゴルフツアー ソニー・オープン第2日(11日、米ハワイ州ワイアラエCC)
米ツアー5勝の松山英樹(26)=LEXUS=が5バーディー、2ボギーで、今大会自己最高27位だった2年前と同じ67をマーク。通算4アンダーの35位で予選突破した。4位から出た日本ツアー賞金王の今平周吾(26)=フリー=は67で7位、稲森佑貴(24)=フリー=は46位、星野陸也(22)=フリー=は65位でいずれも予選通過。アマチュアの金谷拓実(20)=東北福祉大2年=は109位で予選落ち。63のクーチャーが首位。
19年初戦で苦手コースでの予選通過に安どした。10番スタートの松山は15番で5メートル半、1番で7メートル、7番で11メートルを沈めて伸ばすなど67で、首位と10打差の35位へ浮上した。「残り2日できるのはすごくよかった。いいパットも悪いパットもあったけど、長い(パター)のが3つ入ってくれてよかった」と振り返った。
ただ、得意のアイアンショットには納得はしていない。この日5バーディーも、3つはロングパットで奪ったもので「一日の中でうまく修正ができなかった。アイアンショットがうまくいかないとやはり厳しい戦いになる」と気を引き締めた。
過去5度出場で、3度予選落ちと常夏の島の苦手コース。だが、前回出た17年は自己最高の27位となった。「ビッグスコアを出さないと優勝には遠いと思う。あした(12日)出せるように頑張りたい」と猛追を誓った。世界屈指の精度を誇るアイアンショットさえ取り戻せば、2季ぶりの米ツアー通算6勝目も見えてくる。