◆米男子プロゴルフツアー ソニー・オープン第3日(12日、米ハワイ州ワイアラエCC)
35位から出た2019年初戦の松山英樹(26)=LEXUS=は6バーディー、1ボギー、6度目の出場で大会自己最少スコアの65で、通算9アンダーで首位と9打差18位に上がった。7位から出た、昨季国内賞金王の今平周吾(26)=フリー=は71で7アンダー、27位に後退。星野陸也(22)=フリー=は63位、稲森佑貴(24)=フリー=は68位。マット・クーチャー(米国)が18アンダーで首位。
松山は後半に加速した。10番で60センチの“お先に”パーパットを外す手痛いミスもあったが、気落ちせず盛り返した。11、12番でともに5メートルを沈めるバーディーで流れを戻すと、18番も5メートルをねじ込み、上がり3連続バーディー。風が吹く中でも今大会自己最少の65をマークし、「最後に伸ばせたので良かった。パットも最後は入ってくれた」と納得の表情だった。
アマチュアだった2011年に初めて米ツアーに挑んだ舞台。これまでの最高は17年の27位だ。「ショットは前日よりすごく良くなった」と手応えを口にし、「トップ10も見える位置。でも一日で崩れることもあるので、頑張りたい」と気を引き締めた。