◆米男子プロゴルフツアー プレーヤーズ選手権最終日(17日、米フロリダ州TPCソーグラス)
22位で出た松山英樹(27)=LEXUS=は1イーグル、4バーディー、1ボギーの67と伸ばし通算12アンダーで、今季3度目のトップ10となる8位に入った。2位から70で回った29歳のロリー・マキロイ(英国)が通算16アンダーで約1年ぶりのツアー通算15勝目を挙げた。タイガー・ウッズ(米国)は30位だった。
雨と風の中、松山が底力を発揮した。66の第3日に続く好スコアに「いいプレーができた」と胸を張った。上位が伸び悩み「15アンダーまで伸ばせばチャンスはある」と奮起した。16番パー5では第2打を5アイアンで2メートルにつけイーグル。目標スコアには届かなかったが、2月のジェネシス・オープン(9位)以来、今季3度目のトップ10。「予選を通れば何とかなると分かった」と納得の表情を浮かべた。
この日はフェアウェーを3度しか外さず、パット数は25に抑えた。27日開幕の世界選手権シリーズ、デル・マッチプレーを経て4月11日から大目標のメジャー、マスターズ(オーガスタナショナルGC)に挑む。「好調の波が来れば(優勝の)チャンスはある」と、気持ちを高ぶらせた。