“逆転の成田”が4打差をひっくり返し、今季初V 日本勢は開幕から5連勝


1番ティーショットを放つ成田美寿々(カメラ 今西淳) 

1番ティーショットを放つ成田美寿々(カメラ 今西淳) 

 ◆女子プロゴルフツアー ヤマハレディース最終日(7日、静岡・葛城GC山名C=6564ヤード、パー72)

 4打差3位から出た26歳の成田美寿々が67で回り、通算5アンダーでツアー通算12勝目を挙げた。全12勝中8勝が逆転となった。これで日本勢の開幕連勝を5に伸ばし、11連勝した2005年以来14年ぶりとなった。

 成田は前半に2つスコアを伸ばすと、11番、12番の連続バーディーで首位から出たアン・ソンジュ(韓国)に並んだ。14番、アンのボギーで単独首位に立ったが、17番にアンがバーディーを奪い、両者4アンダーで並ぶ展開。最終18番パー5で成田が2オンからバーディーを奪い、パーとしたアンとの勝負を制した。最後は約2メートル強のバーディーパットを沈め、右手を高々と突き上げた。昨季賞金女王のアンは72のパープレーで、1打差の4アンダー2位となった。

 68で回った新垣比菜が、ペ・ソンウ(韓国)と並び1アンダーの3位に入った。71の勝みなみが2オーバーの8位。ホステスプロの有村智恵が3オーバーの10位となった。2位から出た金沢志奈は78で5オーバーの14位で終えた。

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