初出場アマ金谷パット冴えた!日本人最上位の44位


 ◆米男子プロゴルフツアー メジャー第1戦 マスターズ第1日(11日、米ジョージア州オーガスタナショナルGC)

 【オーガスタ11日=榎本友一】昨年10月のアジア・パシフィックアマチュア選手権を制して、初出場した金谷拓実(20)=東北福祉大3年=が4バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの1オーバー、73で44位と日本勢最上位で滑り出した。

 「今までにない緊張で、どこに飛ぶのか分からなかった」という1番は左林へ。目の前に木が立ちはだかる難しい状況で右に大きくフックをかけてピン下8メートルへ。得意のパターでそれを沈め、海外メジャーデビューホールでバーディー奪取。2番も冷静に第3打を2メートルにつけて伸ばした。計28パットは全体12位、フェアウェーキープ率85・71%は同3位と健闘した。

 両親の前で、連続バーディー発進でリーダーズボードに名前が掲示された。「写真を撮りたいなと思いました」と笑った。ローアマ争いでも1打差の2番手だ。「予選通過が気になると思うんですけど、しっかり上位でプレーする気持ちを持って」と金谷。メジャーでは、松山以来日本男子アマ2人目の予選突破の快挙に挑む。

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