ミズノがR&Aと3年契約更新 今年から、全英オープンも練習日は短パンでのプレーも許可


ミズノオープンの記者発表会に出席した(左から)ミズノの水野明人社長とR&Aのアジアパシフィックディレクターのドミニク・ウォール氏

ミズノオープンの記者発表会に出席した(左から)ミズノの水野明人社長とR&Aのアジアパシフィックディレクターのドミニク・ウォール氏

 国内男子プロゴルフツアーのミズノオープン(5月30~6月2日)の記者発表会が22日、都内で開催。同大会主催のミズノは、メジャーの全英オープンを主催するR&A(全英ゴルフ協会)と今年から3年契約を更新したことを発表した。同社は、R&Aと1976年からライセンス契約を結び、86年からミズノワークショップカーが大会オフィシャルワークショップカーとしてサポートしている。98年からは日本ツアーのミズノオープンが、全英オープンの予選会として行われている。

 また、今年のミズノオープンが昨年より9ヤード伸びて、国内男子ツアー史上最長の8016ヤードで行われることも発表された。今年も、有資格者を除く同大会の上位4人が全英オープン(7月18~21日・ロイヤルポートラッシュGC)切符を獲得する。記者発表会に出席したミズノの水野明人社長(69)は「今年は全英オープンで、日本選手に何とか頑張ってもらいたいですね」と願いを込めた。

 来日したR&A関係者は、7月の全英オープンの概要も発表。世界最古のメジャーも「最近の欧州ツアー、米ツアーの流れに沿ってモダン化する」と練習日は短パンでのプレーを許可することを明かした。また、マスターズでのタイガー・ウッズ(43)=米国=の11年ぶりのメジャー優勝の影響もあり、チケット販売も絶好調。R&A関係者も「ポジティブな影響がある」と認め、既に第1弾は完売し、第2弾が先週から追加販売中という。

 全英の観客動員数は、セントアンドリュースで行われた2015年大会の24万人(1週間合計)が最多。バークデール開催の17年大会の23万人が2番目で、今年は歴代3番目の21万5000人の来場を見込んでいるという。R&Aのアジアパシフィックディレクターのドミニク・ウォール氏は「たくさんの観客も入って、北アイルランド史上、最大のスポーツイベントになる」とうなずいた。

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