岡山絵里ら4人が初切符 アマ2人獲得は初…全米女子オープン日本最終予選会


西コースの9番、ホールアウトし島袋ひの(右)と握手を交わす岡山絵里(

西コースの9番、ホールアウトし島袋ひの(右)と握手を交わす岡山絵里(

 ◆女子ゴルフ 全米女子オープン日本最終予選会(22日、茨城・大利根CC東西C)

 海外メジャー第2戦の全米女子オープン(5月30日~6月2日、米サウスカロライナ州チャールストンCC)の出場権をかけて、プロ54人、アマ43人計97選手が参加した。東西コース各18ホール計36ホールのストロークプレーで「4枠」を争った。

 22歳の岡山絵里が通算2アンダーで首位通過を果たした。アマチュアの吉田優利(19)が通算1アンダー2位、上野菜々子(18)も2オーバー3位で通過。2014年から開催される日本地区予選では初のアマ2人同時切符となった。同3位には黄金世代の天本遥香(20)=フリー=も初の出場権を獲得した。

 第1ラウンド(R)を岡山は3打差2位で折り返すと、第2Rは他選手が伸び悩む中、難関とされる西コースを72でとどまった。「グリーンも硬くて難しかった。第2Rはアプローチで耐え忍んだ」と振り返った。前日(21日)はレギュラーツアーのKKT杯バンテリンレディス最終日(熊本、15位)に出場。試合を終え、夕方に移動し、その日の午後8時に到着した。厳しいスケジュールの中での戦いにも「意外と元気だった」と笑顔を見せた。

 国内ツアー1勝の22歳がトップ通過で夢舞台への切符を初めて手にし「ユーチューブとかで見ている選手たちとプレーできると思うと、めっちゃ楽しみでしかない。アメリカではある程度突っ込んで行って、ピンを目指す勉強をしてきたい」と、力強く意気込んだ。

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