
プロアマ戦の18番、バーディーを決めた新垣比菜(右)とハイタッチする宮里藍さん
◆女子プロゴルフツアー ワールド・レディスサロンパスカップ プロアマ日(8日、茨城・茨城GC東C、6560ヤード=パー72)
日米ツアー通算24勝で17年限りで引退した宮里藍さん(33)が、プロアマ戦にゲスト枠で2年連続出場を果たした。
当初、同組の予定だった上田桃子(32)が「体調不良」で欠場。代わりに入った沖縄の後輩・新垣比菜(20)=ダイキン工業=と同組で回った。「すごい楽しかったですね。比菜ちゃんとはプロになってからは初めて(の同組)だと思うんですけど、最後に回ったのは彼女がアマチュアの時だったと思うので。すごく安定したゴルフでしたし、プロになってすごい楽しいと言ってたので、それが聞けて何よりです」。
ラウンド中、2人で楽しそうに談笑する姿も見られた。「本当に平和な会話しかしなかったです(笑)。でも、ちょっと食べることの大切さとかに関しては、少し話しました」。今大会のコースコンディションについては「とても素晴らしいですし、ラフも結構伸びてるので、西コースとはまた違ったタフさがあるというか、砲台グリーンも多く、今日は風吹いてて、クラブ選択が難しいなと思いながら私も回っていました。そんなにバーディーを取れるコースじゃないので地道に一つ、二つ伸ばしていける子が最終的に勝つんじゃないかなとは思います」と話した。
昨年大会に引き続き、今大会中も9~12日にかけて会場内で様々なイベントに出席する。「記念撮影会」「サイン会」「スペシャルジュニアレッスン会」などを予定。「私自身もすごく楽しみにしていますし年々、色々とやれることも増えてきて、私もだいぶこの立場が、ちょっと自分の居場所があるかなという感じで、楽しみながらやらせて頂いてるので、すごくありがたいです。特にジュニアとのイベントは今後ずっと大事にしていきたいものの一つなので今週、一生懸命、私も大会を盛り上げられればと思っています」とコメントを寄せた。