２番ティーショットを放つ三浦桃香（カメラ 今西淳）
◆女子プロゴルフツアー今季メジャー第１戦・ワールドレディスサロンパスカップ第１日（９日、茨城・茨城ＧＣ東Ｃ＝６５６０ヤード、パー７２）
美人プロの三浦桃香（２０）＝フリー＝が４バーディー、３ボギーの１アンダー、７１をマーク。上位でホールアウトし、好発進を決めた。
午前８時９分に１番からティーオフした。１９０ヤードの２番パー３。５アイアンでピン右３メートルにつけて、バーディーが先行。大勢のギャラリーから喝采を浴びた。４番はピン上４メートル、９番はピン下３メートルを沈めて伸ばした。
ホールアウト後、報道陣に囲まれると「パット数は今季の自己ベストが出たかも。グリーンが速いので、寄せようと割り切ったのが良かったのかも。４、５メートルくらいのパットが入ってくれましたね」とほほ笑んだ。計２５パットといい「２番のバーディーが一番うれしかったです。難しいゴルフ場でアンダーでスタートできて。今年で一番いいゴルフができたかもしれません」とうなずいた。
ただし、ドライバーショットで手を離す場面も見られ４度、林へと曲げた。「ショットは悪かったのに、パットが良くてうまくいきました。曲げても、怒りを引きずらずにできたのがよかった。１０秒だけ頭の中で怒って、切り上げるようにしています。ずっと顔は笑っているので、周りからはわからないと思いますけどね」と笑った。大勢のファンに丁寧にサインをし「これからしっかりドライバーの練習をします」と練習場へ向かった。