お騒がせ男ジョン・デーリーのカート使用巡りウッズと場外で舌戦


 ◆米男子プロゴルフツアー メジャー第2戦 全米プロ選手権(16日開幕、米ニューヨーク州ベスページブラックC=7459ヤード、パー70)

 米ツアー通算5勝で1991年大会覇者の“お騒がせ男”ことジョン・デーリー(53)=米国=が、メジャー大会では2人目となるカートに乗用してプレーすることが話題を呼んでいる。足に障害があり歩行が困難だったケイシー・マーティン(米国)が1998年(23位)と2012年(予選落ち)の全米オープンでカートに乗ってプレーして以来となる。

 短パンと金髪姿で開幕前日(15日)の練習ラウンドに登場したデーリーは、多くのファンに見守られながら1番をスタート。ティーショットを放つとカートを運転し、猛スピードで第2打地点まで向かった。

 デーリーは右ひざに負傷を抱えており、アップダウンが激しいこのコースを歩いて回るのは難しいようだ。しかし、14日の公式会見でデーリーのカート使用について問われたタイガー・ウッズ(43)=米国=はこう反応した。「私はひざを壊しながらも歩いてプレーした」。ウッズは2008年の全米オープンで左ひざの負傷を抱えながら、ロッコ・ミーディエート(米国)と19ホールにわたるプレーオフを戦ったことを言いたかったようだ。

 最新のUSAトゥデー電子版などの報道では、ウッズの発言に対し、デーリーが「違うコメントがあっただろう」と“反論”したという。同紙は「ジョン・デーリーは、ゴルフカートについて彼を批判する前にウッズにすべての事実を知ってほしかったと望んでいる」と伝えた。

 一方で先週8日付の「golf.com」ではこのように報じている。カート乗用に対して、ファンからの反響を心配しているというデーリーに対し、カート使用の第1号となったマーティンは「彼のことを少し知っているが、(カートに乗ることで)アドバンテージを得ようとしていないことは確かだ」とデーリーの決断を支持するコメントをした。

 デーリーは16日の第1ラウンドで、2009年大会覇者のY・E・ヤン(韓国)、リッチ・ビーム(米国)と同組で回る。果たしてどんなプレーを見せてくれるのだろうか―。

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