松山英樹、10位に浮上…厳し10差も「悪くない2日間だった」


 ◆米男子プロゴルフツアー メジャー第2戦 全米プロ選手権第2日(17日、米ニューヨーク州ベスページブラックC=7459ヤード、パー70)

 17位から出た松山英樹(27)=LEXUS=は68と伸ばし、2アンダーで首位と10打差の10位に浮上。首位との差は10打に広がったが、メジャーでは5位に入った17年大会最終日以来の上位争いに「欲を言えば、あと1つ2つ取れたのかなという感じ。悪くない2日間だった」と柔らかい表情で語った。

 予選2日間のフェアウェーキープ率は全体2位の78・57%。「ショットがあまりいい感触ではなかったが、フェアウェーもグリーンもそこそこ捉えたので良かった」と及第点を与えた。6番の第1打後は、1つ後ろを回るウッズの組の5番の様子に見入る場面もあった。

 全米プロの36ホール終了時の最大逆転差は9打差(1959年と86年)。ケプカとは10打離れ、データ上は厳しくなったが2位とは3打差だ。「(首位との)差が縮まるように頑張りたい」。米ツアー1勝(08年)でテレビ東京のリポーターを務めるプロゴルファーの今田竜二氏(42)は「3日目を終えて5打差以内なら優勝のチャンスはある」とエールを送った。

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