すっかり秋めいてきたニュージーランドから、今年2回目の更新でございます。もう少し頻繁に最新情報をお届けしたいと思いつつ、日々の時間はあっという間に過ぎていき。。正直なところ「秋めいてきた」というより、2、3日前には庭の芝生に初霜が降り、冬の到来も間近かな!?という季節になってしまいました。
さて、2019年のここまでを振り返ってみると、我が家にとって最も大きな出来事と言えばやはり、先月の番外編でも紹介してもらった、一磨のニュージーランドPGAでの優勝。そして、今月上旬の日本への初遠征、アジアパシフィック ダイヤモンドカップへの出場ですね。日本での初挑戦は、残念ながら予選落ちに終わりましたが、トーナメントが始まるまでは「ダイヤモンドカップ勝ったら、日本シリーズJTカップだよなぁ。アマチュアでも出場出来るのかな?」なんていう親バカな妄想を、思う存分楽しませて頂きました。(笑)
一磨本人は、長いコース、タイトなフェアウェイ、そしてラフの芝の違いに苦労したようですが、なんたってJGTOのトーナメントですからね(しかも名門、総武カントリーの総武コース)、何もかもが貴重な体験だったことでしょう。本人は今回の予選落ちに凹むこともなく、「来年もまたダイヤモンドカップに呼んでもらえるように鍛え直すんだ」という新たなモチベーションを抱いているようです。
多くの方のご協力とサポートにより実現した今回の日本遠征。滞在中にお世話になった皆様、本当に有難うございました。
余談ですが、12年ぶりの(!)日本での食事が抜群に美味しかったらしく(焼肉、回転寿司、鰻、鉄板焼、天ぷら、などなど)一磨は1週間で3kg太ってニュージーランドへ帰ってきました。お陰様で、目標の60kgまであと一息!!であります。
さてさて、その一磨は、日本から戻った翌週にアメリカのトーナメントへ出発して今は、アリゾナ州のスコッツデイルにいます。翌々週には、メキシコ インターナショナル アマチュアに招待されているので、アリゾナからニュージーランドには戻らずに、1週間ほどカリフォルニアにいる桃花と練習してからメキシコへ向かうスケジュールとなっています。
ハイスクールのほうは、日本の遠征で1週間、今回の遠征で3週間のお休み。親としては、欠席届を提出する度に心苦しい思いをするわけですが、毎回、校長先生からは「カズマの活躍を我々も大変喜んでいます。今回の遠征も公欠として記録しますのでご心配なく。グッドラックと伝えてください」というメールが折り返し届きます。練習環境の面だけでなく、学校の理解と協力という意味でも、ニュージーランドはやはりゴルフ天国なのであります。
最後にちょっと告知になりますが。日本の夏休み期間中に開催するJGNZゴルフキャンプの参加者を募集していまーす。また、9月4〜6日に開催されるニュージーランドU19選手権に挑戦したいジュニアも募集中です。今年のU19、男子はニュージーランドオープンのマンデーが行われるクロムウェルGC、そして女子はなんとなんとニュージーランドオープンの本戦開催コース、ミルブルック リゾートでの開催です。参加募集要項などの詳細は、ジュニアゴルフニュージーランドのウェブサイトにてご確認くださーい。
それでは、また。
◆小堀亮三
1966年生まれ、神奈川県出身。中央大学仏文科を3か月で中退後、オフロードバイクのレースに参戦するために単身渡米、その後10年に渡り住み続けることとなる。UCSD卒業(カリフォルニア大学サンディエゴ校)。ニュージーランドの広大なオフロードトレイルライディングに魅せられ、2007年、妻、娘(当時8歳)、息子(当時5歳)の家族4人でニュージーランドへ移住し1年と半年後に永住権を取得。ふとしたきっかけでニュージーランドがゴルフ天国であることにも気づき、自身もどっぷりとはまり腰を痛めることに。今はゴルフに熱中する子ども達をサポートするかたわら、ジュニアゴルフNZを運営。
職歴 オフロードバイク業界でイベント企画運営をメインに輸入卸売、コラム執筆等、多岐に渡り30年。が、ゴルフに熱中する子ども達の影響と数々の幸運な出会いにより、一念発起、50歳でジュニアゴルフNZを開業する。現在はバイクとゴルフ2足の草鞋を履き、日本とニュージーランドを行ったり来たりの生活を送っている。
活動拠点 ニュージーランドでは南島のランギオラ。日本では群馬県の浅間高原、北軽井沢
趣味 家庭菜園とブログの更新(http://juniorgolfnewzealand.blog.jp)