◆男子ゴルフ全米オープン日本地区最終予選(27日、三重・桑名CC=7210ヤード、パー72、参加33人)
36ホールのストロークプレーで3枠を争い、ツアー2勝の市原弘大(36)=フリー=が、通算13アンダーのトップで通過した。全米オープン(6月13日開幕・米カリフォルニア州ペブルビーチGL)初出場権を獲得した。昨季の日本ツアー賞金王・今平周吾(26)=フリー=は、1打差2位で2度目の出場を決めた。堀川未来夢(26)=Wave Energy=は11アンダーで並んだチャン・キム(29)=米国=とのプレーオフを2ホール目で制し、メジャー初切符を手にした。
今平は“メジャー仕様”の新スイングで36ホールボギーなし。前週からダニー・リー(ニュージーランド)の動画を見て、沈み込んで跳ね上がるスイングを取り入れた。12バーディーを量産し「当たりが薄くても飛ぶし、アイアンも高い球が出るようになった」とうなずいた。過去5度のメジャーは全て予選落ち。「今回は結果を残したい」と昨季日本ツアー賞金王は、強い決意で全米オープンに乗り込む。