黄金世代の新潟県勢・高橋彩華が、パター復調で世代8人目の初V目指す「優勝争いしたい」


パター練習に汗を流す高橋彩華

パター練習に汗を流す高橋彩華

 女子プロゴルフツアーのヨネックスレディスは7日から3日間、新潟・ヨネックスCC(6456ヤード、パー72)で行われる。1998年度生まれの「黄金世代」で地元・新潟県出身の高橋彩華(さやか・20)=フリー=が地元大会で黄金世代8人目となるツアー初優勝を目指す。「トップ10に入りたい。あわよくば優勝争いをしたい」と力を込めた。実家は新潟市にあり、コースまで車で約1時間。今大会は「ちょっと遠いですよね」と笑うが、実家から通う。

 高橋は2016年の日本女子アマで畑岡奈紗、吉本ひかる、新垣比菜らを抑えて優勝。18年にプロテストに合格。今季は昨年の最終予選会22位の資格で前半戦の出場権を持つ。5月のワールドレディスサロンパスカップで13位に入り、不調だったパターが復調の兆しを見せた。前週のリゾートトラストレディスでも24位で悠々と予選を通過し、調子は上向きだ。この日も入念にパターを調整し、「良くはなっている。ショットは今シーズンずっといいので、あとはパターがかみ合ってくれば」とうなずいた。

 今季は3月に初優勝した河本結、5月にメジャー大会を制した渋野日向子、2勝を挙げる勝みなみ、前週初優勝を飾った原英莉花ら、同じ黄金世代の活躍が目立つ。高橋も「悔しいけど、焦らずに考えたい。今週も(優勝を)狙ってはいるけど、冷静に行きたい」と、静かに闘志を燃やした。

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