「首位と3打差7位の伊澤利光は「勝ってアメリカ行っちゃいますか~」


3打差7位へと浮上した伊澤利光

3打差7位へと浮上した伊澤利光

 ◆米男子シニアツアーマスターカード・    ジャパン選手権 第2日(8日、千葉・成田GC、7151ヤード=パー72)

 主催者推薦で初出場の国内男子ツアー16勝の伊澤利光(51)=フリー=は、9位で出て5バーディー、3ボギーの70をマーク。通算4アンダーで首位と3打差7位へと浮上した。

 2001年のメジャー、マスターズでは、日本人歴代最高の4位でフィニッシュ。「キング・オブ・スイング」と故・アーノルド・パーマー氏から絶賛された。同年は年間5勝を挙げて、歴代最高の2億1793万円を稼ぎ、日本ツアー賞金王となった。代名詞の美しいスイングから放たれる精度の高いショットはこの日も、健在だった。

 14番パー4では、1メートルにつけてバーディー。501ヤードの17番パー5は、2オン2パットのバーディー。「(首位と3打差は)良い位置だとは思いますけど。(明日は)僕も6アンダーくらいは出さないといけないですね。あとは天候にもよりますが」「やっぱりフェアウェーをキープすることですよね」と最終日逆転Vを思い描く。今大会で勝てば、米シニアツアーのシード権も手に入る。「勝って、アメリカ行っちゃいますか~」と歴史的快挙を目指す。

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