◇報知新聞社後援 2019トヨタジュニアゴルフ ワールドカップ 第2日(19日、愛知・中京GC石野C(男子6843ヤード・パー71)
第2日が終了し、4年ぶりの優勝を目指す日本男子は、スコアを伸ばしたものの首位の南アフリカと6打差の3位に順位を落とした。前日は1オーバーと結果を残せず悔しい思いをした久常涼(16)=作陽高2年=が6バーディー、1ボギーの66とチームに貢献した。最初の1番パー4でボギーを叩き「前半は内容的に満足できていない」と反省したが、立て直して後半はボギーなしの3バーディー。「昨日少しショット練習をして、それなりに良いゴルフができたので、良いスコアになりました」とエースの意地を見せた。昨年優勝を逃した個人でも順位を上げ「明日からは個人戦も視野に入れて、しっかり今日と同じくらいスコアを伸ばして、日本が個人・団体で優勝できるようにしたい。良い“ムービング3日目”にしたいですね」と白い歯をのぞかせた。
久常とともにナショナルチームでプレーする杉浦悠太(17)=福井工大福井高3年=も5バーディー、1ボギーの67で回り、2日連続のアンダパーと安定感を見せた。首位の南アフリカがこの日14アンダーと爆発し、大きく離されることになったが「あと2日あれば追いつけなくもない。みんなを引っ張っていけるようにしたい」と力を込めた。