日本女子が2連覇! 梶谷翼が68で締め「このチームじゃなきゃ優勝できなかった」 トヨタジュニアゴルフW杯


最終日に68をマークした梶谷翼(大会提供)

最終日に68をマークした梶谷翼(大会提供)

 ◇報知新聞社後援 2019トヨタジュニアゴルフ ワールドカップ 最終日(21日、愛知・中京GC石野C(男子6843ヤード・パー71、女子6130ヤード・パー72)

 日本女子が、2位のメキシコと3打差の通算18アンダーで、大会2連覇を果たした。梶谷翼(15)=滝川二高1年=が、右手首痛を抱えながらも5バーディー、1ボギーの68で回り、前日からの首位の座を守り抜いた。最終18番で2・5メートルを沈め、バーディーで締めたチーム最年少は「これを入れたら勝てる!と思って入れました。優勝はうれしい。本当に優勝できるとは思っていなかった部分もあったけど、この4日間頑張ってきて本当に良かったなと思った」と初々しく振り返った。

 もともと違和感のあった右手首の状態があまり良くない中でのプレーとなったが「今日は“頭”が良かった。打てない中でも攻め方を考えられた」と大人のゴルフで好スコアにつなげた。先輩2人との団体戦でも「皆さん、うまくて、楽しいし、このチームで優勝できたことがすごくうれしい。このチームじゃなきゃ優勝できなかったかもしれない。戦えて良かった」と安堵(あんど)と達成感に満ちた表情で話した。

 来週には日本女子アマ(愛媛)で今回チームメートだった山下、岩井ともぶつかることになる。優勝で得た自信と経験を糧に、さらに成長を続ける。

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