昨年覇者・秋吉翔太がボウズ回避へ…福島の名産品「白河だるま」に目入れ「2連覇したい」


髪が1センチ以上に伸びた秋吉翔太

髪が1センチ以上に伸びた秋吉翔太

 ◆男子プロゴルフツアー ダンロップ・スリクソン 福島オープン練習日(26日、福島・グランディ那須白河GC=6961ヤード、パー72)

 昨年大会覇者の秋吉翔太(28)=ホームテック=が、コースのある福島・白河市の名産品「白河だるま」に「2連覇したい」と願いを込めて、目入れした。この日は練習ラウンドで調整し「今回もドライバーも曲がらないし、アイアンも行くし、やっぱり相性がいいのかな」とうなずいた。

 現在、秋吉はボウズの卒業に向け「絶賛生やし中」だ。昨年はツアー初優勝を含む2勝を挙げ、シンデレラストーリーを描いた。今季はまだトップ10入りがなく、もがいていた。5月最終週のミズノオープンの前に「決意を固めるため」と髪をボウズに刈った。以降は、毎週6ミリに刈り上げて試合に臨んでいたが、9日の日本ツアー選手権森ビル杯最終日に「ドライバーは飛ばす、アイアンは寄せる、パターは入れる」と、単純に考えることで、復調の兆しが見えた。

 「ボウズ回避」には秋吉の中で、トップ10入りが肝になっているようだ。サンバイザーがお気に入りの28歳は「夏までにバイザーをかぶれるように、トップ10を目指して、2連覇目指して頑張りたい」と意気込んだ。同時に、来年のだるまの目入れも約束した。

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