美人プロ・三浦桃香、7戦連続予選落ち 後半戦出場資格も喪失し涙


ホールアウト後に涙を流す三浦桃香

ホールアウト後に涙を流す三浦桃香

 ◆女子プロゴルフツアー アース・モンダミンカップ第2日(28日、千葉・カメリアヒルズCC)

 今大会後に行われる第1回リランキング(出場優先順位見直し)に向け、崖っ縁に立たされていた美人プロ・三浦桃香(20)=フリー=は4バーディー、1ボギーの69と追い上げたが、通算4オーバー97位で7戦連続予選落ち。昨年末の最終予選会6位で前半戦にフル出場したが、リランキング66位(獲得賞金93万5000円)からの浮上はならず、後半戦の出場資格を喪失し、涙を流した。

 三浦は5月のパナソニックレディース初日以来、18ラウンドぶりの60台と意地は見せた。後半5番から4連続バーディー。だが、初日79と出遅れが響き、高額賞金大会で一発逆転はならず。涙を流し、「何が足りないのか見つめ直したい」と声を絞り出した。

 単年登録でツアー本格参戦2年目となる今季は、ドライバーに苦しみ17戦中、予選通過は3度(最高は49位)。次週の資生堂アネッサレディスは主催者推薦で出場するが、今後はレギュラーツアーの出場機会が減り、下部ツアーと並行して戦う。その中で賞金ランク118位からシード獲得(同50位以内)を目指す。

 9月末までの中盤戦の結果次第では、11月のプロテスト受験も現実味を帯びる。「楽しくプレーできるようにしたい。ゴルフが好きになるように。休みを入れながら気持ちを取り戻したい」と切実な思いを吐露した。(岩原 正幸)

 ◆リランキング ツアー活性化のために昨季から導入された、シード選手以外が対象の制度。第1回は今大会終了時点で今季獲得賞金額に応じて出場優先順位が見直される。昨年例でリランキング45位以内の選手は中盤戦(第2回が行われる9月末まで)のほとんどの試合に出場できる。下位の選手は最大8試合の主催者推薦などに限られ、今後の出場機会が減る。

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