日本プロ日曜に2ラウンド実施…倉本PGA会長、苦渋の決断を語る


今大会について、会見に応じるPGA・倉本昌弘会長(カメラ・谷口 健二)

今大会について、会見に応じるPGA・倉本昌弘会長(カメラ・谷口 健二)

 日本プロゴルフ協会(PGA)の倉本昌弘会長(63)は4日、大雨の影響で1日順延された男子プロゴルフツアーのメジャー第2戦、日本プロ選手権(報知新聞社後援、鹿児島・いぶすきGC)について、5日に第1ラウンド(R)、6日に第2R、7日に第3、第4R(36ホール)を行う考えを明らかにした。

 大会主催PGAの会長が苦渋の決断を下した。「出来る限り、日曜日までに完結したい」などと大会の見通しを説明した。前日までの大雨はやんだが、鹿児島市内には「避難指示」が出されている。「こんな状況で試合を開催するのか、というご批判があるのも理解しています。批判と同時に期待もされている。指宿市長にもぜひやってほしい、と言っていただいています。長い間、準備をしてきた人たちもいるし、地元からも見に来たいという声もあることを考えると、我々としてはやめるという判断は今のところはないですね」などと厳しい表情で話した。(榎本 友一)

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