イ・ボミ、首位と3打差4位 遼に続くぞ!復活V


8番、ティーショットを放ち打球を見つめるイ・ボミ(カメラ・宮崎 亮太)

8番、ティーショットを放ち打球を見つめるイ・ボミ(カメラ・宮崎 亮太)

 ◆女子プロゴルフツアー ニッポンハムレディス第2日(12日、北海道・桂GC)

 2015、16年賞金女王のイ・ボミ(30)=延田グループ=が5バーディー、3ボギーの70で回り、通算7アンダーの4位となった。6月から新コーチの指導を受けてショットが復調し、この日も一時単独首位に立つなど、トップと3打差の好位置で決勝ラウンドへ進出。17年8月以来の通算22勝目となる復活Vが見えてきた。65をマークしたS・ランクン(19)=タイ=が、10アンダーの単独首位。

 ツアー屈指の人気を誇る元絶対女王が、夏の北海道で完全復活の兆しだ。ボミは強風の中、ショットが好調で5バーディーを量産。「ショットの感じは今日も良かった」とフェアウェーを外したのは3ホール、グリーンを外したのは4ホールだけ。この日、最難関ホールの4番。残り175ヤードから6アイアンで1メートルにつけてバーディーで久々にリーダーボードの頂点に名前が乗った。大ギャラリーに愛らしい笑顔を振りまいた。

 6月から韓国で新コーチのイ・シウ氏に師事した。「バックスイング時の左手を緩めた。曲げたままターンすると、すごく良い感じになった。(ヘッドが)力を入れなくても走るようになった」。先週からスタート前の練習で、スイング動画を撮影して同氏に送って確認してもらっている。

 11年から日本ツアー参戦後、最も長く優勝から遠ざかる。前週の男子のメジャー、日本プロ選手権で親交のある石川遼(27)が自身最長ブランクの約3年ぶりの復活V。「本当に感動しました。アメリカから帰ってきて今年は腰を痛めていたのに、大きな大会での優勝は格好良い」。復活Vに向けた気持ちは高まった。

 今大会で単独34位以内なら、ツアー史上9人目の生涯獲得賞金8億円を歴代4番目の225試合で突破する。「来週はお休みなので今週決めたい。あす、あさっても良いショットをたくさん打って体が覚えてくれたらいい」。前夜は大好物の北海道名物・スープカレーを食べに行くも大混雑で、ハンバーグレストランの「びっくりドンキー」へ。北の大地で2年ぶりの“びっくりV”への期待は高まった。(榎本 友一)

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