アイルランド出身のS・ローリーが6打差圧勝でメジャー初制覇


  ◆米男子プロゴルフツアー今季メジャー最終戦 全英オープン最終日(21日、北アイルランド・ロイヤルポートラッシュGC=7344ヤード、パー71)

 首位から出た32歳のシェーン・ローリー(アイルランド)が4バーディー、5ボギーの72にまとめ、通算15アンダーで逃げ切りメジャー初優勝を飾った。

 北アイルランドにあるリンクスコースの同会場では1951年以来、68年ぶりの開催。国としては分断されているが、アイルランド島の地元選手として期待と声援に見事なプレーで応えた。最終18番は20センチのパーパットを沈め両手を高々と上げた。

 6打差の2位はトミー・フリートウッド(英国)が74で9アンダー。3位に7アンダーのトニー・フィナウ(米国)が入った。リー・ウェストウッド(英国)、ブルックス・ケプカ(米国)が6アンダー4位。リッキー・ファウラー(米国)らが5アンダー6位となった。前年覇者のフランチェスコ・モリナリ(イタリア)は66と伸ばし、3アンダー11位に食い込んだ。

 日本勢は、ともにメジャー初出場の浅地洋佑(26)=フリー=が76で6オーバー67位。稲森佑貴(24)=ともにフリー=は80で9オーバー72位に終わった。

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