１８番で第３打アプローチする三浦桃香。通算３アンダー１９位で予選通過した（カメラ・今西 淳）
◆女子プロゴルフツアー 大東建託・いい部屋ネットレディス 第３日（３日、山梨・鳴沢ＧＣ＝６６０５ヤード、パー７２）
雷雨のため消化できなかった第２ラウンド（Ｒ）の残りが終了した。
第２日に１１ホールを消化し、４バーディー、１ボギーと３つスコアを伸ばして通算３アンダーの暫定１７位につけていた美人プロの三浦桃香（２０）＝アウトソーシング＝は、残り７ホールを２バーディー、２ボギーで回り、通算３アンダーの１９位で決勝Ｒに進出した。４９位となった５月のワールドレディスサロンパスカップ以来、１０戦ぶりの予選通過。世界メジャーの全英女子オープンで２位につける渋野日向子（２０）＝ＲＳＫ山陽放送＝ら同じ１９９８年度生まれの「黄金世代」の中でライバルたちに大きく差をつけられている三浦は、挽回への第一歩として決勝Ｒで、さらなる上位を目指す。
プロ５年目で初優勝を目指す浜田茉優（２３）＝伊藤園＝が通算１１アンダーで首位。４打差の２位に有村智恵（３１）＝日本ＨＰ＝、藤田さいき（３３）＝チェリーゴルフ＝、韓国の黄アルム（３１）＝フリー＝と実力者が続く。２０２４年に刷新される１万円札の肖像となる渋沢栄一と縁戚関係にあるアマチュアの渋沢莉絵留（１８）が５打差の５位と健闘している。先週のセンチュリー２１レディスで初優勝した稲見萌寧（もね、２０）＝都築電気＝は通算１アンダーで４０位。
通算イーブンパーの５３位タイまでの６３人が決勝Ｒに進出した。第３Ｒは成績順に組み直し、午前１１時にスタート予定。