2打差の単独首位から出た渋野日向子(20)=RSK山陽放送=が7バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの68で回り、通算18アンダーで優勝した。海外メジャー初出場での大偉業で、日本勢では1977年全米女子プロの樋口久子以来42年ぶり2人目のメジャー制覇。プロ転向から1年、世界的に無名だった20歳が、安定したショットと強気のパットで後半2打差を逆転して一気に頂点をつかんだ。
◆渋野の面白コメント
「私にも意味が分かりません」 4月のKKT杯バンテリンL2日目、初日から15打縮める66で最下位から予選通過
「目標は女子力を磨くこと」 5月のパナソニックL開幕前、新元号・令和の抱負を聞かれ
「ソフトボールはゴルフより好き」「幼い頃の夢は仮面ライダーと(ディズニーキャラクターの)アリエルになること」 同・ワールドレディスサロンパスカップ2日目、2位浮上の会見で
「私で良かったんでしょうか?」 全英女子オープンで日本人42年ぶり2人目のメジャー優勝後に
「アリエルのジグソーパズルに夢中になって睡眠不足でした」 同・リゾートトラストレディス初日の2位発進後
「毎晩高級クリームを顔に塗っています」 7月の資生堂アネッサL大会中。プロアマ戦で6万円のスキンケアクリームをゲットし
「私が(五輪に)出られても出られなくても、ソフトボールは絶対に見に行きます」 同・ニッポンハムL開幕前。ソフトが東京大会で最後になる可能性に関して
「びっくりして、食べたものが全部出そう」 8月の全英女子OP3日目単独首位で、海外メディアからも注目