渋野日向子に「BEAMS」ブランドの洋服100万円分の特別ボーナス


練習場で普段と変わらない笑顔を見せる渋野日向子(カメラ・竜田 卓)

練習場で普段と変わらない笑顔を見せる渋野日向子(カメラ・竜田 卓)

 女子プロゴルフツアーの「NEC軽井沢72」は16日から3日間、長野・軽井沢72G北C(6705ヤード、パー72)で行われる。「AIG全英女子オープン」で日本女子42年ぶりのメジャー制覇を果たした渋野日向子(20)=RSK山陽放送=とウェア契約を結ぶ人気セレクトショップ「BEAMS」は14日、同ブランドの洋服100万円分の特別ボーナスを贈ることを決定。

 「BEAMS」の設楽洋社長(68)がスポーツ報知の取材に応じ、渋野に対して同ブランドの洋服100万円分の特別ボーナスを贈ることを決めた。

 もともと「BEAMS」のファンだった渋野は、5月14日にウェア契約を締結。わずか3か月後に、1977年の「全米女子プロ」の樋口久子以来となるメジャー制覇を達成した。設楽社長は「屈託のない笑顔とホスピタリティー(おもてなし)は皆を幸せにする。本当に感動した。翌日は700件も祝福メールが届きました」と笑った。大会期間中に着用した「BEAMS GOLF」のポロシャツが全サイズ完売するなど社会現象を起こしている20歳に対し、優勝ボーナスとは別に「ビームスならではのものを」という結論に至った。

 渋野は6日の帰国会見で「ウェアのセンスがなく、服選びも得意ではなかった。ビームスさんがついてくれてありがたかった」と話していただけに、設楽社長は「希望があれば弊社の担当スタッフも一緒に回って選んでもらって、プライベートやパーティーでも着てほしい」と話した。

 凱旋試合となった日本ツアーの「北海道meijiカップ」では初日に38度の発熱に苦しみながらも13位と健闘し、9月中旬に同社から発売される優勝記念モデルのポロシャツも予約で完売。“渋野フィーバー”は、まだまだ止まらなそうだ。(田中 雄己)

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