浅井咲希が72で逃げ切り、黄金世代9人目のツアー優勝


優勝した浅井咲希

優勝した浅井咲希

 ◆女子プロゴルフツアー CATレディース最終日(25日、神奈川・大箱根CC=6704ヤード、パー73)

 首位から出た浅井咲希(さき)が3バーディー、2ボギーの72、通算10アンダーで、1998年度生まれの黄金世代で9人目の優勝を達成した。初日から首位を守っての完全優勝となった。

 中学2年の全国大会で同学年の勝みなみ(21)と練習ラウンドを共にし「あんなに強い子おるんや。“神”でした」と衝撃を受け、将来プロになる思いを強くした。「同じ舞台で戦えていることがうれしい」と話していた21歳が、これまでの自己最高7位(リゾートトラストレディス)を大きく更新し、勝利をつかんだ。

 1打差の9アンダー2位に、69で回った穴井詩(らら)が入った。69のイ・ボミ(韓国)が8アンダー3位。70の柏原明日架が、ベストスコア66の蛭田みな美と並び7アンダーの4位となった。

 ◆浅井 咲希(あさい・さき)1998年6月13日、兵庫・尼崎市生まれ。21歳。6歳からゴルフを始める。2015年兵庫県アマ優勝。滝川二高卒業後、17年7月のプロテストに一発合格。今季前半戦は最終予選会2位の資格で、後半戦はリランキング(出場順位見直し)15位の権利で出場していた。前週まで賞金ランク45位。小杉CC所属。151センチ、54キロ。家族は両親、弟2人、妹。

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