伊澤利光シニア初V逃す 18番の第1打を左林にブン曲げて万事休す


優勝を逃した伊澤利光

優勝を逃した伊澤利光

 ◆男子プロゴルフシニアツアーファンケルクラシック 最終日(25日、静岡・裾野CC=7009ヤード、パー72)

 1打差の2位からスタートした伊澤利光(51)=フリー=は2バーディー、2ボギーの72とスコアを伸ばせず、通算8アンダーで1打差4位に終わった。首位タイで迎えた最終18番パー5の第1打が左に大きく曲がり、林の中へ。土壇場でドライバーショットが乱れて痛恨のボギー。シニアツアー参戦2戦目で待望の初勝利を逃した。前日の16番パー4では16番パー4では救済エリアと勘違いしてボールを拾い、1罰打を受けたことも響いた。「お触りがなければよかったけど。でも、自分のせい。しようがない」とサバサバとした表情で話していた。

 サラリーマン時代はトップアマとして鳴らし、49歳でプロになった田村尚之(55)=ダイクレ=、昨年大会を制したタイのプラヤド・マークセン(53)=SINGHA=、韓国の石鍾律(50)=フリー=が通算9アンダーで並び、プレーオフに突入した。

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