松山英樹、最終戦9位「昨季より格段に良くなった」


 ◆米男子プロゴルフツアープレーオフシリーズ最終戦 ツアー選手権 最終日(25日、米ジョージア州イーストレイクGC)

 第3ラウンド(R)の残りと最終Rが行われ、66、71で回った松山英樹(27)=LEXUS=は通算5アンダーで9位だった。最終Rで66と伸ばした30歳のロリー・マキロイ(英国)が18アンダーで優勝。2016年に続く2度目の年間王者に輝き、1500万ドル(約15億7500万円)のビッグボーナスを獲得した。前週までの結果を反映した打数差をつけてスタートした今大会の順位が、そのまま年間総合順位となる。

 松山は最終R後半にティーショットがぶれて「なかなかうまくいかなかった」と振り返った。それでも、18番パー5は第2打を5メートルに2オンさせバーディーで締めくくった。「良い時のショットは確実に良くなった」と明るく語った。2季連続で勝てなかったが、トップ10が7度、総合9位の成績。「昨季より格段に良くなった。(最後の2戦は)長い間、探していたものが見つかった」と表現した。

 いったん日本で休み、9月下旬に来季への戦いを始める予定。「休まないといけないけど、頭の中はやりたいことがいっぱい。ティーショットもパットもしっかり作り上げ、まずは勝つことを考えたい」。シーズン平均スコアは70を切り(69・84)、12位と健闘。調子の波を小さくすれば、6勝目は遠くない。

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