渋野日向子、38度5分「急性副鼻腔炎」で練習R取りやめ前夜祭も欠席


26日、練習中に笑顔でバツ印を作る渋野日向子

26日、練習中に笑顔でバツ印を作る渋野日向子

 女子プロゴルフツアーのニトリレディスは29日から4日間、北海道・小樽CC(6650ヤード、パー72)で行われる。2週ぶりにツアー復帰予定で、AIG全英女子オープン優勝の渋野日向子(20)=RSK山陽放送=は27日、体調不良により練習ラウンドを取りやめ、前夜祭を欠席した。前日26日から歯痛を訴え、診察を受けた歯科医院で「蓄のう症の疑い」と言われていた。この日朝も38度5分の高熱を発症。パット練習のみでコースを後にし、札幌市内の病院で「急性副鼻腔(びくう)炎」と診断された。

 渋野は26日に会場で練習ラウンドを行った際、「数日前から右の上の歯(の辺り)が痛い」と話していた。前週は岡山市内の実家で休養した。優勝すれば、目標の年間獲得賞金1億円を突破する復帰戦で、不安が募る状況となった。関係者によると、本人は試合出場に意欲を示しており、この日は点滴による治療を受けて静養した。28日のプロアマ戦、29日からの本戦出場に向け、懸命に回復を目指す。

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