ツアー初の無観客での9ホール決戦は予定通り開催へ スタンレーレディス最終日


台風一過の青空の下、スタートに向け練習を開始した選手たち(カメラ・今西 淳)

台風一過の青空の下、スタートに向け練習を開始した選手たち(カメラ・今西 淳)

 🔶女子プロゴルフツアースタンレーレディス 最終日(13日、静岡・東名CC=6572ヤード、パー72)

 超大型の台風19号が抜けた後も、コース内は倒木など大きな被害はなく、バンカーの流水跡の修復などの復旧作業を早朝から行っている。大会実行委員会が12日に発表した通り、午前10時30分から10番からの9ホールを、47位タイまでの61人が参加して実施予定。

 台風一過の夏晴れで、富士山も美しい姿を見せ、天気予報では30度超えの猛暑予報となっている。仮設トイレなどは撤去されており、安全面を考慮して、1988年のツアー制施行後初となる無観客試合を予定している。大会成立に必要な9ホール(計27ホール)を消化したい意向で、午後4時12分のホールアウトを見込んでいる。

 11日の第1ラウンドを終えて、通算4勝の黄アルム(31)=韓国=が、7アンダーの単独首位。8月のメジャー、AIG全英女子オープン覇者の渋野日向子(20)=RSK山陽放送=は、1アンダーの25位となっている。

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