◇女子プロゴルフツアー 富士通レディース第1日(18日、千葉・東急セブンハンドレッドC西C=6675ヤード、パー72)
11月にプロテスト最終予選を控えるアマチュアの古江彩佳(19)が1イーグル、3バーディー、ボギーなしの67をマーク。首位と4打差の5アンダーで3位タイと好発進した。今季1勝の稲見萌寧(20)が63をマークし、9アンダーで初の単独首位に立った。
古江にとってプロテスト最終予選に向けては、最後の試合となる。「予選通過はやっぱり目標。ベストアマと、最終プロテストが20位以内ということでその順位以内を目指してやりました」と語った。1番、4番でいずれも2メートルに寄せてバーディーを奪うと、迎えた7番パー5。第2打で2オンに成功し、ピン3メートルにつけると、これを沈めてイーグルを奪った。「練習ラウンドでは(ショットが)真っすぐにいかなかったけど、試合ではうまく調整できていた」と振り返った。
アマチュア優勝となれば、プロテストが免除されて、即プロ宣言が可能になる。古江が憧れを抱く、宮里藍が2003年にミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンでアマとして30年ぶりに制すなど、過去6人が達成している。7人目Vの可能性も見えてきたが「運が良ければという感じですね。そうなればラッキーだと思います」と笑った。4打差を追う残り2日間へ、「ずっと攻め続けるプレーができればいいかなと思います」と力強かった。