20歳・稲見萌寧、初の単独首位発進 自己最少タイの63


1番でティーショットを放つ稲見萌寧。初日9アンダーで首位に立った

1番でティーショットを放つ稲見萌寧。初日9アンダーで首位に立った

 ツアー本格参戦1年目で7月に初優勝した稲見萌寧(20)=都築電気=が9バーディー、ボギーなしで自己最少タイの63をマーク。9アンダーで初の単独首位発進となった。コーチの奥嶋誠昭氏(39)と初タッグで2勝目を狙う。三ケ島かな(23)=ランテック=が65の7アンダーで2位。11月にプロテストを控えるアマチュアの古江彩佳(19)=兵庫・六甲国際GC=ら6人が67の5アンダーで続く。

 女子屈指のショットメーカー・稲見の武器がさえた。今季パーオン率が79・4795で1位。8番までに5つバーディーを重ねて単独首位に立つと、9番パー4で見せた。第2打残り161ヤードを5アイアンでピン70センチに寄せてバーディー。後半は風雨の中でのプレーも、自己最少タイの63をマークした。初の単独首位で初日を終えて「ベストタイです。後半風の読みもうまくいった」とうなずいた。

 ツアー本格参戦1年目ながら、7月のセンチュリー21レディス(埼玉)で初優勝。順調かに見えたが、その後「闘争心が落ちた」と明かす。9月の日本女子プロ選手権(兵庫)初日、74で56位に沈んだ。ついに昨年12月からコーチを務め、今大会初めてキャディーもする奥嶋氏に「私、ぬるいよね?」とこぼした。奥嶋氏は「甘いよ。目標は2勝目だよ」とはっきり言った。その言葉を受け、「闘争心むき出しで頑張る」と両親に宣言し、気合を入れ直した。

 一皮むけた20歳は2勝目へ「1勝目は最後まで分からない勝負だった。2勝目はストレート勝ちしたい」と力強かった。(宮下 京香)

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