プロテスト前最後のラウンドを行ったアン・シネ
日本女子プロゴルフ協会（ＬＰＧＡ）の最終プロテストが５日から４日間、岡山・ＪＦＥ瀬戸内海ＧＣで行われる。韓国の“セクシー・クイーン”アン・シネ（２８）＝ＮＯＷ ＯＮ＝は４日、開催コースで練習ラウンドを行った。前半９ホールは上下黒のシックなウェアだったが、後半のスタート時には黒のミニスカートにチェンジして登場。日本では珍しい海に面した平らなコースについて「風は強いけど、山から吹くみたいな回っている感じではないので、まだやりやすい」と印象を語り「調子も良いし、コースとの相性も良い。今回は大丈夫だと思う」と合格へ自信を見せた。
これまでは単年登録で日本のツアーに出場していたため、来年以降も日本ツアーに出場するためには、今回のテストで２０位タイまでに入り資格を得る必要がある。しかし今までも次年度のツアー出場権を得るためのクオリファイングトーナメント（ＱＴ）には参加していたこともあって「ＱＴを受ける際に通過する門みたいなイメージ。ＱＴとあんまり変わりません。プロになって１２年目ですが、さらに新しい資格に挑戦していると思っています。そう考えたら難しいけど、やるしかない」と特別な緊張感はなさそうな様子。今後については「毎回ＱＴを受けて日本で出たい。そして良い成績を収めたい」と日本を主戦場にゴルフを続けることを希望した。