◆男子シニアツアー 富士フイルム選手権 第2日(8日、茨城・江戸崎CC)
首位から出た深堀圭一郎(51)=ラテール・エンタプライズ=は3バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの73で回り、通算4アンダーとして6位に後退。2位から出たT・ウィラチャン(52)=SINGHA=が8バーディー、ノーボギーの64で回って通算12アンダーで単独首位に立った。
深堀は出だしの1、2番のバーディーチャンスを逃して波に乗れず、7番パー4で3パットするなどダブルボギー。9、10番もボギーとして崩れかけたが、11番以降は「腹の中で『このヤロー』と言いながら、余計なことを考えずに振り切るようにしました」と開き直って15、18番でバーディーを奪い何とか踏みとどまった。
首位のウィラチャンに8打差をつけられたが、「明日は前半勝負。何とか追い上げていければ」と大逆転でのシニア初Vへ、猛チャージを誓った。