鈴木愛、あと1打届かず4連続V逃す「別に何も思わない」


ホールアウトし握手を交わす渋野(左)と鈴木

ホールアウトし握手を交わす渋野(左)と鈴木

 ◆女子プロゴルフツアー 大王製紙エリエールレディス最終日(24日、愛媛・エリエールGC松山=6580ヤード、パー72)

 鈴木愛(25)=セールスフォース=は1988年のツアー制施行後初となる4週連続優勝にあと一歩、届かなかった。首位の渋野日向子(21)=RSK山陽放送=を1打差で追った17番で、第1打を右の池に入れる痛恨のボギーで1打及ばず。渋野に関しては「別に何も思わない。自分も伸ばしていたけど、それよりも良かっただけ」と淡々と話した。

 最終18番で4メートルのバーディーパットを執念で決め「まだ差があるので、最後は絶対に入れておきたかった。2位か3位で終われば彼女が優勝しても、そんなに差が出ないと思っていた」と、うなずいた。賞金女王レースでは3位の渋野に約1511万円差まで迫られたが「あと3日調整して、日曜日に最高の形で終われればいい」と自信も。最終戦のLPGA選手権リコー杯で単独2位以内に入れば自力で、17年以来2度目の賞金女王に返り咲く。

最新のカテゴリー記事