ほぼ5ヶ月ぶりの更新です。(汗、、)
サマータイムがスタートした頃、ニュージーランドのゴルフシーズン到来!とアップするはずが、台風の被害をニュースで見ていると、なかなか筆が進まず。千曲川支流のすぐ脇に住む親友からは、「今回はヤバかったぁー。ほんと家ごと流されるとこだった!」というメッセージと共に、信じられない程に増水した川の写真が届いたり。ニュージーランドにいるとはいえ、台風の進路状況を確認しながら、本当に他人事ではありませんでした。今更ではありますが、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
自然災害に加えて、世界各地で起きている紛争のニュースを見ると、「平和で安全な日常があってこそ、ゴルフを楽しめる」という当たり前のことを、再認識させられます。今月上旬には、香港で開催予定だったノムラカップが延期となりました。更に、年明けに南米のチリで予定されている南米アマチュア選手権の開催も難しいでしょうね、この状況だと。香港では一磨が、チリでは桃花がニュージーランド代表としてプレーする予定だったので、親としては、安全面も含めて色々と考えさせられます。
さて、少し重いトーンになってしまいましたが、ニュージーランドの南島では、相変わらず平和で牧歌的な時間が流れております。先日、2年間に渡って共に練習に励んでくれた、ゆうきくんが無事にランギオラ高校を卒業して日本へ帰国しました。ニュージーランド留学で覚えた英語とゴルフを活かして、日本でも頑張って欲しいと思います。
また、リオンさん、ケンさんとのゴルフキャンプも今月初めに無事終了。小学生から大学までずっと野球をやっていたケンさんは、生粋のアスリート。全くの初心者としてキャンプに参加してくれましたが、1週間もするとしっかりとボールに当たるようになってきました。すると、ケンさんがスイートスポットで捉えたボールは、本当にピンポン球のよう飛んでいくわけです。あーいう球筋を見ると、よく言われることですけど、ジュニアゴルファーは、いろんなスポーツを経験した方が絶対に良いと私も思います、はい。もっというと、他のスポーツをやっているジュニア達にもゴルフを体験して欲しいですね。芝からナイスショットを打てた時のあの感触と感動は、他のスポーツではなかなか味わえないですから。
ということで、今はコーチング業務がひと段落したところですが、年末には桃花がアメリカから戻ってきて、一磨と2人で練習に励む予定。そして、年明けからはプロテスト合格を目指す女子ゴルファーとのキャンプが新たにスタートします。
アメリカの大学に進学した桃花は、早いものでもう4年生になりました。来年の5月にはもう卒業するわけですが、その先は大学院へ進むのか、就職するのか、はたまたプロの世界を目指すのか??。一方、一磨は、来週が高校の卒業式。卒業後は、散々悩んだ結果アメリカの大学へは進まず、来年2月からニュージーランドの大学でスポーツマネージメントを専攻しながら、競技ゴルフを続けていくそうです。本人は将来プロになりたいようですが、まずは学業を終わらせることが先決。その間にしっかり基礎体力をつけてから、プロの世界でやっていけるのか挑戦して欲しいと思います。
さて、我が家の2人がジュニアとしての活動を終了しましたので、次回の更新は全くの未定となります。もちろん、ジュニアゴルフ・ニュージーランドは引き続き営業しています。ゴルフ留学、ゴルフキャンプに関するお問い合わせは、ウェブサイトからお気軽にどうぞ。尚、日々の活動はブログにアップしていますので、宜しければご覧下さい。
それでは、また。
◆小堀亮三
1966年生まれ、神奈川県出身。中央大学仏文科を3か月で中退後、オフロードバイクのレースに参戦するために単身渡米、その後10年に渡り住み続けることとなる。UCSD卒業(カリフォルニア大学サンディエゴ校)。ニュージーランドの広大なオフロードトレイルライディングに魅せられ、2007年、妻、娘(当時8歳)、息子(当時5歳)の家族4人でニュージーランドへ移住し1年と半年後に永住権を取得。ふとしたきっかけでニュージーランドがゴルフ天国であることにも気づき、自身もどっぷりとはまり腰を痛めることに。今はゴルフに熱中する子ども達をサポートするかたわら、ジュニアゴルフNZを運営。
職歴 オフロードバイク業界でイベント企画運営をメインに輸入卸売、コラム執筆等、多岐に渡り30年。が、ゴルフに熱中する子ども達の影響と数々の幸運な出会いにより、一念発起、50歳でジュニアゴルフNZを開業する。現在はバイクとゴルフ2足の草鞋を履き、日本とニュージーランドを行ったり来たりの生活を送っている。
活動拠点 ニュージーランドでは南島のランギオラ。日本では群馬県の浅間高原、北軽井沢
趣味 家庭菜園とブログの更新(http://juniorgolfnewzealand.blog.jp)