賞金王争いへ残り2戦 1位の今平周吾、5位で可能性残す石川遼らがプロアマ戦で調整


プロアマ戦で最終調整した今平周吾

プロアマ戦で最終調整した今平周吾

 ◆男子プロゴルフツアー カシオワールドオープン(28~12月1日、高知・Kochi黒潮CC=7335ヤード、パー72)

 開幕前日の27日はプロアマ戦が行われた。賞金ランク首位で、2年連続の賞金王を目指す今平周吾(27)=フリー=は前週のダンロップフェニックスを制し、現在獲得賞金1億5716万9312円で、同2位のS・ノリス(南アフリカ)に約3720万円差をつけている。

 今平が今大会で優勝(賞金4000万円)すれば、無条件で賞金王が決定する。単独2位(2000万円)の場合でも、ノリスが優勝以外なら、決定となる。この日は「今年の2勝(短縮大会のブリヂストンオープンとダンロップフェニックス)ともに、中止で決まったので、4日間大会で優勝したい。最後の2試合なので、全部の力を出したい。逆転もあり得る位置なので、気を抜かず今週も優勝争いしたい」と気を引き締めた。

 ホストプロとして迎える賞金ランク5位の石川遼(28)=カシオ=は、奇跡の逆転賞金王へ2連勝が最低条件。「少し良くなっている感じで、ひそかに楽しみ。ドライバー、アイアンがかみ合えばスコアは出る。(曲がり)幅が収まりそうな感覚なら、勝負になると思う。この大会は相性が良いというイメージが強い」と語った。

 今平は予選ラウンド(28、29日)でノリス、賞金ランク3位のC・キム(米国)と同組で直接対決する。石川は今季2勝の浅地洋佑、同1勝の堀川未来夢と回る。

最新のカテゴリー記事