鈴木「(渋野は)勢いを感じる選手。一番注意したい」 賞金女王の座を懸け最終戦へ


10番、笑みをみせる鈴木愛

10番、笑みをみせる鈴木愛

 ◆女子プロゴルフツアーメジャー最終戦 LPGAツアー選手権リコー杯プロアマ日(27日、宮崎CC=6535ヤード、パー72)

 女子プロゴルフツアーのメジャー最終戦、LPGAツアー選手権リコー杯が28日から4日間、宮崎CCで開催される。賞金ランク1位の鈴木愛(25)=セールスフォース=が27日、プロアマ戦で調整した。今大会単独2位以上で賞金女王が決まる。2017年以来、2年ぶりの女王返り咲きを見据え、「考えないようにしていても、やっぱり考えてしまう。優勝して(今季を)終われたら気持ちがいい。頑張りたいです」と力を込めた。

 前週の大王製紙エリエールレディスでは、賞金レースで争うランク3位の渋野日向子(21)=RSK山陽放送=と熱戦を繰り広げ、単独2位だった。最終ラウンドの17番第1打を池に入れたことを思い返し「あの負け方はらしくない。1打のミスが大きかった」と語った。

 初日はランク2位の申ジエ(31)=韓国=と最終組で回る。「(申は)世界で何勝もしているし、1打に入るまでの間の取り方が上手。見ていて勉強になります」。同3位の渋野については「プロギア(3月のヨコハマタイヤPRGRレディス)の時に初めて回らせていただいたけど、やっぱり急成長したなと思います。かなり勢いは感じる選手なので、4日間一番注意したい」と警戒していた。

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