2年連続賞金王へ 今平周吾は67で2打差4位の好発進「まずまず」


3番、バーディーを奪った今平周吾

3番、バーディーを奪った今平周吾

 ◆男子プロゴルフツアー メジャー最終戦 日本シリーズJTカップ 第1日(5日、東京よみうりCC=7023ヤード、パー70)

 今季2勝で賞金ランク首位の今平周吾(27)=フリー=は4バーディー、1ボギーの67で回り、通算3アンダーで首位と2打差の4位と好発進した。3番でバーディーを先行させ、4番では第2打をグリーン左手前のバンカーに入れてボギー。6番パー5で第3打を1メートル半に寄せてバーディーを奪った。

 後半は10番で1メートル半のバーディーを決め、11番で残り190ヤードから6アイアンの第2打を2メートルに運ぶ連続バーディー。その後の7ホールはパーだった。名物ホールの18番パー3では右5メートルからのフックラインがピン上1メートル半にショート。最後は下りのパーパットをねじ込み、パーセーブした。今平は「まずます。最後(18番)はボギーじゃなくて良かった」と振り返った。内容に関しては「ショットは良かった。(パットは)グリーンがきのうより重くなっていて、なかなかカップを超えられなかった。タッチを合わせられるように」と分析した。

 約1800万円差で追う賞金ランク2位の同組、ショーン・ノリス(南アフリカ)は17、18番の連続バーディーで今平を上回る4アンダー2位と好スタートを切った。ノリスが優勝なら、逆転される状況にも、2年連続の戴冠を狙う今平は「2人ともいいゴルフができた。きょうは抜かれたけどあと3日あるので、まだまだチャンスはある。焦りはある? 結果としてダメなら仕方ない。あまり考えていない」と冷静だった。

最新のカテゴリー記事