「日本ゴルフトーナメント振興協会の新人賞・特別賞表彰式 原英莉花や河本結ら4人が新人賞 アマチュア・金谷拓実ら3人が特別賞を受賞」


都内でGTPA新人賞を受賞した(左から)比嘉一貴、河本結、稲見萌寧、原英莉花

都内でGTPA新人賞を受賞した(左から)比嘉一貴、河本結、稲見萌寧、原英莉花

 日本ゴルフトーナメント振興協会(GTPA)は19日、都内で2019年度の新人賞・特別賞表彰式を開催した。

 今季ツアー初優勝を果たした渋野日向子(21)=RSK山陽放送=、河本結(21)=リコー=、稲見萌寧(20)=都築電気=、原英莉花(20)=日本通運=の4人が受賞。男子は今季初勝利をあげた比嘉一貴(24)=フリー=が輝いた。

 本格フル参戦1年目で、8月のRIZAP・KBCオーガスタで初優勝を飾った比嘉は「とても充実した1年になりました。この賞に恥じること無くまた来年も頑張ります」と意気込んだ。3月のアクサレディスで初Vを飾り、11月には米ツアー最終予選会で来季の米ツアー出場権も獲得した河本は「本当に感謝しております。アメリカツアー参戦は小さい頃からの夢でした。来年は出る試合1試合、1試合、全力で頑張っていきたい」と瞳を輝かせた。

 7月のセンチュリー21レディスで初優勝を遂げた稲見は、青いドレスに身を包み「主催者推薦を頂いた試合で成績を残せて、初優勝にシードも取れてとてもいい年でした。来年は複数回優勝できるように頑張ります」とほほ笑んだ。6月のリゾートトラストレディスで初優勝した原は「本当に楽しくいいシーズンでした。(師匠の)ジャンボさんからは『1勝くらいでえらそうにするなよ』と言われました」と明かした。

 8月の海外メジャー、AIG全英女子オープンを制覇した渋野は「特別賞」も受賞した。アマチュアながら日本ツアーで優勝を飾った女子の古江彩佳(19)=フリー=、男子の金谷拓実(21)=東北福祉大3年=も「特別賞」となった。

 11月の三井住友VISA太平洋マスターズで、国内男子ツアー史上4人目のアマチュア優勝を果たした金谷は「大変光栄に思います。一緒に並んでいる中に(同学年の)女子の黄金世代(河本、原)の人たちがいて、刺激になっています。男子の黄金世代として頑張りたいと思います」と笑顔で語った。10月の富士通レディースで、国内女子ツアー史上7人目のアマVを飾った古江は「特別な賞を頂けて本当にうれしいです。オフに体幹をしっかり鍛えて、来年も活躍したい」と早期のプロ1勝目を目指す考えを口にした。

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