今平周吾、身長ほぼ同じ井上尚弥と田中史朗から“金言”…報知プロスポーツ大賞


チャンピオンの井上(左)から左ストレートの打ち方を教わる今平

チャンピオンの井上(左)から左ストレートの打ち方を教わる今平

 1973年の男子プロゴルフツアー制施行後5人目の2年連続賞金王に最年少で輝いた今平周吾は、身長がほぼ同じ世界王者・井上尚弥とラグビーW杯で史上初の8強入りした日本代表SH田中史朗(34)=キヤノン=の2人から、世界で活躍するための“金言”を授かった。

 22日付の世界ランクは、来年8月の東京五輪代表圏の日本勢2番手となる自己最高31位まで浮上。来年、海外での飛躍を目指す今平は貪欲に体形の似た2人に助言を求めた。この日は11月に購入した井上の著書「勝ちスイッチ」を持参。井上と約1年ぶりの対面を果たすと、控室でサインをおねだり。「オーラがありますね」と年下の最強王者に感心しきりだった。

 自身が悩む海外でのコンディショニングについて、井上から「現地に着いたら必ずすぐに体を動かします。体の切れの悪さは気持ちの問題」などと助言を受けた。また、世界の大男と対峙(たいじ)してきた田中からは「常に精神的に強い自分を持つことが大事。日本人らしくスキルを磨いて、賢く頑張ってほしい」とエールを受けて、うなずいた。1月のソニーオープン(9日開幕・ハワイ)が20年初戦。「来年は4大メジャー全てで予選を通過して、東京五輪に絶対に出たい」。2人に続き、今平が世界を驚かせる。(榎本 友一)

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