◆米男子プロゴルフツアー ソニー・オープン最終日(12日、米ハワイ州ワイアラエCC)
30位から出た松山英樹(27)=LEXUS=は1イーグル、4バーディー、2ボギーの66と伸ばし、通算6アンダーで大会自己最高の12位となった。キャメロン・スミス(26)=オーストラリア=が11アンダーで並んだブレンダン・スティール(36)=米国=とのプレーオフを制して通算2勝目。
7度目出場の大会で、17年の27位を上回る自己最高の12位。第1ラウンド103位の出遅れから盛り返した松山は「相性の良くない大会で悪くないフィニッシュができた」と満足げだった。
出だしの10番で3メートルのチャンスを生かすと、見せ場はパー5の18番。残り228ヤードを8アイアンで2オンし、2メートル強のイーグルパットを沈めた。「ショットだけで言うと、だいぶ良かった。少し底上げできれば優勝争いはできる。最終日は一番いいパットができた」と手応えを明かした。
次戦は1週のオフを挟み、昨年3位だったファーマーズインシュアランス・オープン(23~26日、米カリフォルニア州)に出場する。「いい感覚を崩さないようにいきたい」。自らへの期待が言葉ににじんだ。