日本ゴルフツアー選手会は23日、都内で理事会を開き、今年度の選手会長に通算3勝の時松隆光(筑紫ケ丘GC)を選出した。26歳138日での就任は、2018年から2年間務めた石川遼・前会長(28)の26歳110日に次ぐ歴代2番目の若さとなる。任期は2年。石川は、池田勇太(34)、小鯛竜也(29)とともに副会長として支える。
新理事として会長に抜てきされた時松は「まだ実感がない。不安しかない」と心境を吐露した。それでも「副会長たちがフォローしてくれる。いかにファンの方を大事にしていくか」と全力投球を誓った。PR担当となった石川副会長は「源蔵(時松の本名)は信頼できる後輩。一丸となるのが大事」と期待した。理事会は予定を超え、約3時間の長丁場。会長へ立候補はなく、池田や堀川未来夢(27)も候補に挙がっていた。