日本プロゴルフ協会の倉本昌弘会長
日本プロゴルフ協会（ＰＧＡ）は２５日、都内で理事会を開き、新型コロナウイルスへの対応として、シーズン第３戦の予定だった、富邦仰徳シニア盃（台湾・４月２３～２５日）を今秋に延期することを決めた。理事会後、報道陣に対応した倉本昌弘会長（６４）は「台湾の渡航規制のためです。秋以降の開催で日程を模索しています」と説明した。
一方で、シニアツアー開幕戦となる金秀シニアオープン（４月１０、１１日・沖縄）は現状では開催予定。倉本会長は「ただ今後、（新型肺炎の感染拡大が）どうなるかであくまでも流動的」と話すにとどめた。また、ＰＧＡ主催の３月の日本プロ予選会とシニアツアー最終予選会に関して、同会長は「（各開幕日から）１４日以内に、中国への渡航歴のある選手は出場不可にします。これはアジアンツアーの決定と同じ解釈です」と話した。