日本女子プロゴルフ協会と大会主催者は8日、新型コロナウイルスの感染拡大と政府の緊急事態宣言の期間延長を受け、第2回資生堂アネッサレディス(7月2~5日、神奈川・戸塚CC)の開催中止を発表した。
報道各社へのリリースによると、ツアーの中で最も人口密度の高い首都圏エリアでの開催で、全国から多数のギャラリー、大会関係者などが開催地の神奈川・横浜市へ移動することによって感染リスクが高まる恐れを鑑み、開催2か月前の異例の早期決断となったという。
昨年大会では、渋野日向子(21)=サントリー=が通算12アンダーで並んだイ・ミニョン(韓国)とのプレーオフを制して、通算2勝目を挙げていた。
日本女子ツアーはこの日、宮里藍サントリーレディス(6月11~14日、兵庫・六甲国際GC)までの15戦連続の中止が発表されていた。6月の第16戦のニチレイレディス(19~21日、千葉・袖ケ浦CC新袖C)、第17戦のアース・モンダミンカップ(25~28日、千葉・カメリアヒルズCC)の開催可否は協議中だが、まだ発表されていない。