小祝さくらが北海道meijiカップのジュニア向けオンラインイベントに参加 「いつかプロの試合で、一緒に戦えるのを楽しみに」


ジュニア向けのオンラインイベントに参加した女子プロゴルファーの小祝さくら(北海道文化放送提供)

ジュニア向けのオンラインイベントに参加した女子プロゴルファーの小祝さくら(北海道文化放送提供)

 北海道・北広島市出身の国内女子プロゴルフツアー1勝の小祝さくら(21)=ニトリ=が14日、今年は東京五輪とのため開催休止となっていた、北海道meijiカップの「POWER!ひとくちの力 ジュニアアスリート夢応援塾ONLINE」に参加した。

 北海道内在住の7~17歳までの約30人のジュニアゴルファーがオンラインで各家庭から参加。千葉県内から参加した“小祝先生”は45分間にわたり、ジュニアから寄せられた練習方法や技術などへの質問に、オンラインで動画も交えながら丁寧に答えた。自宅でもできるタオルを使ったスイング練習法やスタート前に行う肩こう骨まわりのストレッチ、勝負飯にもつ鍋を食べていることなどを明かした。イベントの最後には子供たちに向けて「今日はこういう機会を頂けて本当にうれしかったです。いつかプロの試合で、一緒に戦えるのを楽しみにしていますので頑張って下さい」とエールを送っていた。

 新型コロナの影響で3月以降、国内女子ツアーは既に37試合中、21試合が開催中止となっている。小祝はつい最近まで、北海道で調整を続けてきたという。現在は、毎日500球のパター練習を2時間かけて行っているそうで「フェースを真っ直ぐ出すことを心がけています」と話した。20―21年シーズンに統合されたが「まずは2勝目を目指して頑張る」と淡々と受け止めた。

 25日開幕のアース・モンダミンカップ(千葉・カメリアヒルズCC)でようやく開幕予定。昨年大会は9位となっているが「もうやっとだなという感じ。試合感が無いのでどうなるかわからない。梅雨の時期でグリーンが止まると思うので、そこをしっかり気をつけつつ、どれだけ調子を上げていけるか」と語った。

 また、昨年7月に初優勝を飾ったサマンサタバサ&GMOレディースが、12日に新型コロナの影響で開催中止を発表。「このような状況なので仕方ない。また来年リベンジしたい」と2年越しの連覇へ意気込んだ。

 ジュニアとのオンラインでのつかの間のふれあいについて「ジュニアの子たちから直接質問をもらって、解答するのはすごく面白かったです。またやりたいなと思いました」と、柔らかな笑みで振り返った。

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