25日に開幕する国内女子プロゴルフツアー今季初戦のアース・モンダミンカップの予選ラウンド(25、26日)の組み合わせが23日、発表された。大会は25日から4日間、千葉・カメリアヒルズCC(6622ヤード、パー72)で開催され、新型コロナウイルス感染予防対策として無観客で行われる。
日米通算5勝の渋野日向子(21)=サントリー=は、昨年のプロテストを2位で通過した期待のルーキー・西村優菜、ツアー通算23勝の横峯さくらと同組で回ることが決まった。実力派がそろい、注目を集める組になりそうだ。
米ツアーを主戦とする世界ランキング4位の畑岡奈紗(21)=アビームコンサルティング=は竹内美雪、井上りこと同組になり、昨季賞金女王の鈴木愛(26)=セールスフォース=は藤田さいき、川満陽香理と一緒に回ることになった。
昨季1勝を挙げ、今季から米ツアーに主戦を移した河本結(21)=リコー=は岩橋里衣、菅沼菜々と、ツアー通算1勝の原英莉花(21)=日本通運=は宮崎乙実、石川明日香と同組で回ることが決定。プロ初戦に挑む注目のルーキー・安田祐香(19)=NEC=は、同じく「ミレニアム世代」の吉田優利と香妻琴乃と同組になり、こちらの同い年対決も目が離せない。
この日午前に、全出場選手(144人)は会場でPCR検査を受けた。結果は24日夜に判明する予定となっている。今大会は新型コロナウイルス感染対策として、クラブハウスへの入場は選手、大会運営スタッフ、関係者を含め約180人に限定される。入口には検温場所となるテントが設置され、37・5度以上あった選手は出場できないなど、徹底した対策を施して開催される。