女子プロゴルフで、国内ツアー通算1勝の稲見萌寧(20)=都築電気=が24日、日本生命とスポンサー契約を締結したことを発表した。稲見は今後、同社のロゴが入ったキャップを着用してプレーする。
稲見は2018年のプロテストに合格し、昨年7月のセンチュリー21レディスで初優勝を飾った。昨季はパーオン率1位と精度の高いショット力が光った。世界ランクは日本勢4番手の59位につけており、東京五輪代表入りを目指している。
稲見はマネジメント会社を通じ「この度、日本を代表する数々のアスリートをサポートされている日本生命様と契約させていただくにあたり、非常に嬉しく思うと同時に身の引き締まる思いです。新型コロナウイルス感染拡大によるトーナメントの開催中止が相次ぐ中、これまで会えていた人と会えなくなり、行きたい場所に行けなくなり、当たり前だった日常が失われ、生きる事や命の大切さを改めて感じました。そのようなタイミングで日本生命様とのご縁をいただけたのは非常に有難く、心強いサポートだと感じています。日本生命の掲げる“Play,Support”の想いに応えるべく、全力プレーを通して少しでも明るいニュースを皆様にお届けできるよう、より一層精進して参ります」とコメントを寄せた。